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アンチマルチ本を漁る−2タイトル背景

2008.05.04 Sun

『地獄のマルチ商法』 大下 英治著

モロなタイトルである。マルチ商法のみを取り上げた小説ではない。
ひと昔前に事件になった豊田商事の経営者を題材にしたお話しである。

上っ面の良すぎる会社にはご用心。本当にいい会社は「サラリーマンの誰もが憧れるあのXXXタワーにオフィスがあるねん!」なんて自慢せんだろう。それに、まともなビジネスマンはそれがすごい事だとは誰も思うまい。主人公は自分や経営する会社の見た目を異様に気にする設定になっている。DT連中のいう成功者とやらにも共通する見栄っ張りな性分だ。そんなモノに惹かれてそんな奴らが集まってくるのだな。

この男、末路もあの事件のように書かれていて、そこがちょっと不満である。実在の悪い奴らにはもっと悲惨な最期がふさわしい。例えば村上龍の『半島を出よ』で悪徳企業家が北朝鮮の侵攻軍に狩られていくように。
  1. 2008/05/04(日) 00:47:56|
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アンチマルチ本を漁る−1タイトル背景

2008.03.25 Tue

青木雄二氏がジュニア向けに書いた本を読んだ。
「“うまい話”には猛毒がある」と題してマルチ商法をひっかかってはいけないインチキ商売の第一に紹介している。
そういう話にとびつくのはだいたいが金の無いビンボーなやつや。金持ちなんかとびつくわけがないがな。

という指摘が哀しくも言い得ている。そして、こんな仕掛けを考案した人間を
下のほう(小売店)をダシにして儲ける商売やから、あこぎな、心の歪んだやつがやることや。精神が歪んでいる

と斬り捨てている。
そしてその誘いにのって友達や家族をダシにして儲けようとする者もまた精神が歪んでいる。と、若い人達に警告している。

伊丹十三とか、この人とかに思いっきりバッサリやって欲しところだが二人とも故人である。
  1. 2008/03/25(火) 11:51:11|
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