消費者不在のおかしな商売
2008.04.10 Thu
将来住む予定の家の話をブツブツと独り語りをしている。危ないひとになってきている。
2ヶ月前までちゃんとした会社に勤めていたのを辞めたのはアップの命令だったそうな。数ヶ月経たぬうちに持ち金がすっからかんになって後悔していなさる。こいつもこいつだが、こいつの人生に対する責任をアップはどう考えているのか。こいつが○桁収入をとれるまで責任をもって食うに困らぬよう面倒をみるというのか?仕事を世話するというのか?送り迎えをしてやるというのか?してないだろ。
まあそれで、前の会社で「愛用者」を作ってから辞めればよかったというんだが、一般人からかなりピントのずれた後悔の仕方だ。倫理的なことは別にしてビジネスの進め方としては確かにまずいと思う。商品を多くの人に販売して商品の魅力や売り手の魅力によってリピート購入者を増やす。DTになりたいものがその中から自然と出現する。収入の中心は直接の販売益で、主催企業への貢献度に応じて常識的な額(そうでないと商品価格が高くなり、広く流通できない)のインセンティブを得る。DT仲間が増えて販売組織が拡大した効果として販売成績が上がったのであればその組織を管理するDTが(常識的な額の)ボーナス受け取る意味もあるだろう。派手な稼ぎは狙えないが、このくらいがまともなビジネスといえるのではないだろうか。
販売を二の次にして勧誘員の勧誘にばかり血道を上げる姿勢をDT達が続ける限りネットワークビジネスは胡散臭さから逃れられない。一般の消費者があまり存在しないような流通のありようは限りなくねずみ講の発想に近い。多くのDTが商品を広く流通させず、報奨金を受け取る権利を金で買うかのごとく使い切れない大量の商品を買い込んでいるらしい。数多くの一般消費者が存在しない以上、上位DTの収入は下位DTの買い込みが源泉になっているとしか考えられない。NB主催企業の作っている仕組みがそういう状況を生んでいる。そしてそれを改善しないのは問題と思っていないからで、けっきょくNB主催企業の企業意識はダーティなイメージに染まるのを承知の上でとにかく儲かればいい。自社の商品が世間に広く認知され流通することはどうでもいいと考えているとしか思えないのである。

